【糞記事】全天がどれだけぶっ壊れかって話
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK(以下全天)
はじめに
全天首都防壁 Hum -Sphere LLIK(読み方分からねえ)はぶっ壊れカードである。ガードブレイクの登場により多少その勢いは衰えたものの、現状でもタンクを除くほぼ全てのヒーローにとって必須カードであることは今も変わらない。その全天が強いとされる理由を他のカード等と比較しながら解説していこうと思う。
1.ダメージカット100%
ダメージカット率100%と100%未満の一番の違いは、ヒーロースキルによる99999ダメージを耐えられるかどうかだろう。前者は100%ダメージをカットするため、そういった攻撃を耐えることが出来るが、後者は耐えることが出来ない。
ここでは全天の代用として用いられることの多い帝皇機神ケーニヒ・イェーガーと、全天の次にダメージカット率の高い究極系ノーガード戦法を例に、ダメージカット100%であることの利点について考える。
帝皇機神ケーニヒ・イェーガー(以下イェーガー)
究極系ノーガード戦法(以下ノーガード)
上の表は敵に対して影響を与えるヒーロースキルとダメージカットの関係の表である。
表から、全天でのみ耐えることができるヒーロースキルが多くあるのが読み取れる。これだけでも全天を採用する価値があるのではないか。また、全天は貫通、ガードブレイク、特定のヒーロースキルを撃たれない限りは一対多の状況でも確実に6秒間生存を保証してくれるカードでもあるのだ。他のダメージカットで同じことができるだろうか。
2.効果時間6秒
ここまでダメージカット率100%のカードが全天以外存在しないような書き方をしていたが、何も全天以外に存在しない訳では無い。ここではもう1つのダメージカット率100%のカードである楽団姫ディーバと比較していく。
楽団姫ディーバ(以下ディーバ)
ディーバと全天の最も大きな違いは発動時間と効果時間の違いだろう。
上の表は全天とディーバの比較表である。効果時間が3秒短くなった代わりに発動時間が無になり、クールタイムが4秒短くなっている。発動時間が無であるメリットは多い。例えば号令以外のスタンやルチアーノのHSを防げることである。全天は発動時間が短なので、相手の発動を見てからではスタンやルチアーノのHSを防ぐことができない。しかし、全天側にも当然メリットがある。効果時間が6秒であることである。3秒間では相手の攻撃を防ぎつつ前線を守るには時間が不足している。そこで、効果時間が3秒長い全天が活きるのである。また、全天が優れている理由として優秀なステータスが挙げられる。これについては後で述べることにする。
3.高い汎用性
多くのヒーローで採用されることが多い全天は汎用性が高いといえる。
そこでどれほど全天が採用されているのかとふと思い、統計をとった。対象は一周年記念シーズンで100位以内にランクインした人の20:20~21:00のあいだにセットしていたデッキのカードとヒーローである。また、そのうち明らかな地雷デッキ(エナ缶4種やシーズン限定カードのみ)を除いた97名のデッキとヒーローで統計をとった。
カードごとのデッキ採用率
1位はやはり全天であった。採用率もおよそ50%と非常に高く、多くの人が採用していることがよくわかる。また、ダメージカットの採用している人は68人(採用率70.1%)で、そのうちの約7割は全天を採用していた。
ロールごとの全天採用率
やはりタンクで全天を採用するパターンは少なかった。しかし、タンク以外のロールでは50%以上が全天を採用していた。
この2つの表から、全天は多くの人に採用されているのがわかる。タンクで採用されることは少ないものの、その他殆どのロールで多く採用される全天は汎用性が高いと言えるのではないか。
4.ステータス
全天を最強のカードたらしめているのは強力なカードの効果と汎用性だけではない。優秀なステータスもその要因の一つである。
全天のステータス
全天のステータスの特徴といえば、高い攻撃ステータスだろう。その数値は、現状全てのカードの中で最も攻撃ステータスが高いカードのひとつである。アタッカーにとって攻撃ステータスは重要な要素である。だからこそ敵を倒すことが役割であるアタッカーとガンナーにとってはその効果と共に採用したいカードなのではないか。
おわりに
察しのいい人ならお気づきだろうが、私自身も全天を持っていません。そろそろ欲しいです。
そんな全天ですが、明日から始まる1月シーズンの限定チップにて入手することが可能です。皆さん狙ってみてはいかがでしょうか。私も頑張りたいと思います。多分無理だと思いますが。
最後に一言。#コンパスで一番かわいいヒーローはVoidoll。異論は認めない。
質問、連絡等は受け付けていませんが何かありましたら@Intimidation_pまで。